2009年07月22日

Expo-KONTUR2009こぼれ話 その-3/永遠の火

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今回の2週間の滞在も終わりに近づく頃、念願だった『永遠の火』(戦没者のためのメモリアル)を見に行くことができました。中心街から車で5分もかからない小高い丘の上、この街で最も美しい風景を見渡せる場所に、その「火」は燃えていました。

これは第二次世界大戦のとき、対ドイツ戦で亡くなった人々を追悼するもの。その犠牲者は旧ソ連において2000万人以上といわれます。この数字、最初は不勉強にも聞き間違いかと思っていました。でも公式な統計上の事実なのです。
「ロシアのどんな小さな町にも『永遠の火』はあります。なぜならロシア人は家族の誰かが必ず犠牲になっているから」と通訳のエレーナさん。

この日、車で連れて行ってくれた運転手のおじさんも「ヴォルガ下流のヴォルゴグラード(スターリングラード、当時)では、川が一面、真っ赤に染まった。私の伯父の一人もそのとき亡くなったんだ」と言うのでした。
戦争はいろんな要素がからみ合っているし、その悲劇は敵味方の双方ともに重いはず。でもロシアの犠牲の大きさに言葉を失い、しばし燃える火に見入りました。
あたりが雪にすっぽり覆われる冬には「ノラ猫がここであったまって、ひげを焦がしていた」(BANスタッフ)という目撃情報もあります。
この火は文字通り、永遠に燃え続けていくのですね。

眼下には、港をはさんでヴォルガの向こうにちょうど夕陽が沈むところ。白夜(この時点で夜の10時)の夕暮れは長く、本当に美しいのでした。
穏やかなこの平和が、いつまでもいつまでも続くことを願って、丘を降りました。

( 田中えり子)

Expo-KONTUR2009こぼれ話 その-2/折り紙

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連日大勢の人々が来てくれました。

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折り紙に夢中になる子供達がたくさんいました。

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特大折り紙の製作中。

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会場のあちこちにヤポンカ鶴が。

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世界中にファンがいる日本のアートORIGAMI。成田空港でも特別にお土産用のコーナーがありますね。私たちは今回のエキスポ用に1500枚の折り紙を日本から持っていきました。現地では折り紙はどこにも売ってないと聞いたからです。

EXPOの1階のフロアー、入ってすぐ右手に設けた折り紙コーナー。チェボクサリでもやっぱりORIGAMIの威力はすごかった。連日、大勢の方が立ち寄ってカラフルな四角形を折りたたむのに一生懸命でした。
人気があったのは、簡単な「キツネ(リシーチカ)」、定番の動く「ぴょんぴょんガエル(リャグーシカ)」にロシアの森のアイドル「リス(ベルカ)」(形が似ているので、時々ゴジラと呼ばれていたけど)。ロシア人は動物好き?

そして、なんといってもみんなが作りたがったのが、ジュラヴリック(ツル)。
日本人なら誰でも折れるあの形。一枚の紙が、羽ばたく鳥に変身する最後の瞬間に、
ほぉっ、わぉ、クラシーヴィ!(きれい)と声がかかります。
覚えたいからと何度も折る人、毎日通ってくる人、子どもや女性ばかりかと思いきや、若者や会社員風の男性もいて、まさにアートに言葉はいらない…。
時には広島・被爆地の千羽鶴について、通訳のエレーナさんがロシア語で参加者に話してくれることもありました。

全紙サイズで折った大型の紅白ツルを会場のあちこちに配置すると、その美しいフォルムはさらに注目のまと。
参加型のこうしたアート体験は、これからロシアでもニーズが高まっていくのではないでしょうか。ビジネスの世界においても、創造的なイベントは、異文化の壁を乗り越える強力なサポートになっていくはずなのです。


(田中えり子)

Expo-KONTUR2009こぼれ話 その-1/七夕「願い事の木」

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木はロシアの聖なる木、「ベリョーザ」(白樺)です。

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1日でいっぱいになってしましました。

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お年寄りから子供まで、一生懸命書いている様子が印象的でした。

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願い事の実の収穫です!

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短冊は持ち帰ってお炊き上げします。(日本の神様がキリル文字を読めますように)

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顔はめ、折り紙と並んで、イベントの目玉だった七夕コーナー。
ちょうどBANブースのテーマが「日本の夏祭り」でもあったので、企画したものですが、
5日間の会期中、毎朝、短冊づくりと30センチずつに糸をカットするのに大わらわ。なにしろ1日の参加者数はのべ約400人。最初は一本だった白樺の木(枝)も短冊の重さに枝がしなってしまい、毎朝新たに一本ずつ増やしていく始末。

会場には七夕の簡単な説明、さらに白樺の幹にも「デレヴォ ジュラニ」(願いごとの木)というロシア語の看板をはりつけると、EXPOを訪れる一般の人だけでなく、Konturの社員、最終日の美女コンテストに参加するヴォルガ流域の候補者たちまでが、次々にやってきました。

一人ひとりが木につるした短冊には、「新しい家がほしい」「広いアパートに引っ越したい」「日本の車がほしい」」「ちゃんとした仕事をみつけたい」「子どもが無事に大きくなりますように」「大学を無事に卒業できるように」「健康でいられますように」…などなど、じつにいろいろなお願いごとが、書かれていました。
あるものはロシア社会の現実の反映であり、あるものは、私たち日本人にも共通の願いでもあり…。どれもが必死な貴重なロシア人の声だと感じました。

ロシア正教の教会における祈りは、どちらかというと死後に天国に行かれることや人生の無事を祈ることが中心、と聞いています。
だからこんな風に、現生ご利益的な具体的な願い(いかにも日本的?)を公にするというのはあまり習慣ではないのかも? それでもみなさんがおおいに楽しんでいたことは、確かです。

この短冊は、EXPO終了後にBANのスタッフ総出で一枚ずつはさみで切り取り(まるで『お願いごとの果実』を収穫するみたい、と誰かがつぶやいていましたっけ)、日本に持ち帰りました。
日本の伝統にのっとり神社でお炊き上げする(現実的な欲を火で浄化してから、煙とともに天に届ける)、という約束をしてきたからです。

チェボクサリの願いごと、天に届くといいですね。
(田中えり子)

2009年07月09日

Expo-KONTUR2009




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去年に引き続き今年もチュバシ共和国の首都チェボクサリ市KONTURにて共和国をあげて開催される経済産業イベント、「Expo-Kontur」に出展してきました。今年はBANインターナショナルは代表である坂東通世が総合監修を務め、企画展示エリアの計画、以前から交流のあったフィンランドオウル市からハウスメーカーとKONTURをつなぎ、国際性豊かな展示となりました。
さらに日本から中古車販売(JAPAN AUTO),焼き鳥店も出店、イベントでも恒例のミス・ヴォルガコンテストだけでなくロシアで大人気のアーティスト「セルデューチカ」の野外ライブパフォーマンス等、バラエティに富んだエキシビションになっていました。

去年はとても情報が少なく、何がなんだかわからない状態のまま展示しておりましたが今年は去年の経験が生かされ、よりチェボクサリのお客さんにわかりやすいプレゼンテーションができたのではないかと思います。
初日にはチュバシ共和国大統領もおいでになり、たくさんのメディアに紹介されました。
Expo KONTUR2009 kontur booth写真


プロジェクト発表で一際目をひいたのが、Sadvy rayon都市計画と、高級住宅地シルバーレイに建設予定の住宅の模型でした。

細部にまでこだわりぬいた日本の模型は、ロシアの人々の目にはとても珍しいものとして映ったようです。去年は白い素材でモダンに制作したのに対し、リアルなテクスチャで建物を表現したことで、より身近で夢のあるプロジェクトとして感じさせることができたようです。

今年のエキスポでのBANの出展目的は、KONTURプロジェクトのブース計画・プロジェクトプレゼンテーション、高級宅地販売シルバーレイプロジェクトのパンフレットデザイン制作、そして今回はBANインターナショナルとして日本文化交流ブースも出展しました。
その名も「Японка Японка(Yaponka Yaponka)」。日本の女の子という意味です。
6月ということもあり、「日本の夏」というテーマに物販とフリーイベントを企画。物販に於いてはオリジナルデザインの団扇、着物の生地を使った手作り雑貨、縁日のようなお祭りグッズを、スタッフが浴衣と法被を着て販売しました。人気は団扇とヨーヨー。やはり形と色の美しさ、機能性や面白さのあるものに人気が集まるようです。

フリーイベントでは、編集ライターである田中えり子さんによる折り紙教室と、常設で「七夕」、映像作家田中紫紋さんのイラストによる、芸者と力士の「顔はめ」を展示。日本のアニメが好きな若者から政府要人まで顔をはめて楽しんでいました。
パブリックなフリー休憩スペースの無いこのエキスポで、この空間はとても良い憩いの場となりました。

中でも七夕は大盛況で、他の国の風習であるにもかかわらずすんなりと受け入れられ、連日多くのお客さんが一生懸命短冊に願い事を書いていきました。
日本のやり方をそのまま持ってくるのでは無く、チュバシでの七夕ができればということで、木には竹ではなく白樺の木(ベリョーザ)を使いました。緑色が美しく枝の多いベリョーザに色とりどりの短冊が吊るされている様子は、まさにチュバシオリジナルの七夕の姿。集まった短冊の数はなんと2000枚!チュバシの皆さんはどんな願い事を書いているのでしょうか。

この日本文化交流ブースを出展したことは、今後私たちのチェボクサリでの仕事においてとても大きな経験となりました。異なる文化や人々に対して対抗心も恐怖心ももたずに大きな好奇心をもって飛び込んでくる姿は、この地でものを創り出す私たちの大きな励みとなりました。この貴重な経験を生かして、今後もチェボクサリで仕事をしていきたいと思います。
(mana)

2009年04月03日

チュバシ共和国とビール




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ロシアといえばウォッカだけれど、最近ではビールもかなり飲まれている。国内シェアで最も大きいのは「バルチカ」(1990年創業。本社・サンクトペテルブルグ)なのだが、ここ、チュバシ共和国もビールでなぜか有名だという。
 
そこで、今回は2008年秋に港の近くに新しくオープンしたチェボクサリ初の「ビール博物館」を訪問。2月の平日だったこともあるが、訪問者はまだ少ないらしくて、ふだんはカギのかかっているドアを開けてくれた。博物館の中は小さいながら、ビールの歴史をざっと概観できるようにあれこれ工夫がされている。 
古代メソポタミアからシュメールにエジプト、楔形文字やら象形文字の証拠、ストローでビールを飲んだという陶器の壷にいたるまで、遺跡の出土品を模した楽しい小物もなかなか楽しい。当時のビールは、穀物の発酵だから主食のパンと深い関係があるし、どこでも収穫と豊穣の神にささげる聖なる飲み物、お金の代わりだったり、薬にも使われたり、ビールって人類の歴史に結構貢献していたのだ。

若い女性スタッフのロシア語の説明を、通訳のエレーナさん(タタール国立大学生)に一生懸命英訳してもらっていると、いつのまにか消えていたもう一人の女性がなんとチュバシの伝統衣装にわざわざ着替えて、再登場! 

白地に赤の伝統的な刺繍で縁取りされた服に、たくさんのコインがついた頭飾り。(あとでためしに頭にのせてもらったら、すごく重かった)とても華やかで美しい衣装だ。
「私はチュバシ人よ!」と誇らかに宣言して、さらに案内してくれたのが、昔の農家のビール作りの台所と道具。ホップを水に溶かし、大きな樽で煮て、寝かして発酵させる。チュバシでは100年以上のビール作りの歴史があるらしいが、各家庭の味は少しずつ違っていて、郊外の農家では今もご自慢の自家製ビールを作っているのだそうだ。
いつか農家ツアーを企画して絶対行ってみなくては…。

それにしてもなぜチュバシが有名なのか、いまひとつ謎だったのだが、あとで共和国のホームページを見たら、ロシア国内のホップの生産量のうち8割がチュバシ産、と書いてあった。帰国前にお土産に買ったバルチカビールのホップにも使われているのだろうか。

ビール博物館は入場料50ルーブル。帰りにはとなりにあるレストランで一杯飲めるのもうれしいが、英語のパンフレットがないのが残念。ぜひつくってほしいものだ。
(田中 えり子)

2009年03月04日

Cheboksary report from Russia

チェボクサリでの仕事が始まって早1年が経ちました。何度チェボクサリに訪れても、新しい発見があります。外国人である私たちから見るチェボクサリと、現地に住む人々から見るチェボクサリはまた違った印象もあります。現地に住む人々は、どう過ごしているのでしょうか。

今回は、KONTUR海外事業部の女子社員であるFarida Ivanovaさん(24)のチェボクサリレポートをお届けします。

[Cheboksary-PM]
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高度に発展した現代社会に欠かせないものはなんといっても娯楽であり、休日をどう過ごすかです。
人口50万人のチェボクサリ市にとっても同じです。好みはいろいろあるでしょうが、チェボクサリ市ではどんな娯楽を楽しめるのかご紹介します。

今年の1月にオペラ・バレエ劇場はチャイコーフスキー音楽の旬間を催し、劇場愛好家を喜ばせました。

プログラムは、ピョトル・チャイコーフスキーの傑作である「胡桃割人形」バレエ、オペラとなったA.S.プーシキンの同名作品「スペードのクイーン」及び「エブゲーニー・オネギン」、シャールーリー・ペーロの「眠れる美女」の民話などでした。
クラシックとなった音楽作品はもう既に数十年間にわたって、様々な劇場の舞台で演奏されています。
モスクワの「ボリショイ劇場」の舞台でY.グリーゴロヴィチ監督の「胡桃割人形」の主役は世界で有名なチエボクサリ出身のバレエ・ダンサーであるナデジュダー・パブローヴァに扮されたことは私たちの自慢です。

チェボクサリ市でこの音楽作品が演奏されたことをきっかけに、バレエの愛好家がこれからも増えていくことでしょう。

[Чебоксарские вечера ]

Одним из важнейших компонентов жизни развитого общества является досуг, а вернее, то, как его провести.

В Чебоксарах, численность населения которого составляет порядка 500 тыс. чел., данный вопрос так же актуален. И в данном вопросе дело уже не только во вкусе, но и в том, что город может предложить тебе.

Так, в январе этого года Театр Оперы и Балета преподнес приятный сюрприз истинным ценителям балетного и оперного искусства, проведя декаду музыки П.И. Чайковского.

В рамках программы желающие могли насладиться истинным шедевром – балетом Петра Чайковского «Щелкунчик», операми по одноименным произведениям А.С. Пушкина «Пиковая дама» и «Евгений Онегин», а также постановкой по сказке Шарля Перо «Спящая красавица».

Произведения, ставшие классикой, уже не один десяток лет исполняются на сценах различных театров. И чести исполнить одну главных ролей в балете «Щелкунчик» на сцене Большого театра (Москва) в постановке Ю.Н. Григоровича в свое время была удостоена ныне всемирно известная балерина Надежда Павлова, уроженка г. Чебоксары.

Весьма вероятно, что после показа этих спектакля в нашем городе ряды поклонников хореографического искусства пополнились.


2008年07月08日

Exhibition Kontur

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「Expo-Kontur」会場入り口

6月20日〜24日の間Chuvash共和国の首都Cheboksaryで開催された産業イベント、「Expo-Kontur」に行ってきました。
現在進行中のプロジェクト3つの模型とプレゼテーションパネルを展示する為、出発前のBAN事務所は小さな戦場のようでした。

エキシビジョン会場入り口にはBAN internationalデザインの、三つの白樺の葉を表したKonturのロゴと横断幕が大きく迎え、迫力があります。

展示ではたくさんのメディアが注目する中、チュバシ大統領であるニコライ・ヒョードロフ氏と,旧国立郵貯銀行の新頭取であるゲルマン・グレフロシア前経済発展貿易相へチェボクサリ新都市計画のプレゼンを行う等、とても内容の濃いものとなりました。

会場には小さな子供を連れた家族や若者、お年寄りまで様々な世代の客層がたくさん来場していました。日本の白い模型や臨場感のあるパースがとても珍しいらしく、どの人も興味深そうに見入っていました。

日本の産業イベントと違うところは、一般企業のブースと行政のブースが同じ展示会で混在しているということ。眼鏡メーカーの宣伝ブースの隣に市の都市計画課のブースがあったりと、一見して何の展示会なのかわからなくなってしまいそうです。しかし、このように民間企業も一緒に展示されていると、一般市民も気軽に行政の計画に興味を持つ機会が増えるので、行政と市民の距離を縮めるにはとても有効な方法だと感じました(そういった意味で混在させているのかは定かではありませんが・・・。)

最終日には恒例であり目玉でもある美女コンテストが開催され、坂東は光栄にも審査委員長を務めさせていただき、改めてチュバシという国の美女率の高さというものを再認識しました。

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Kontur新生ロゴ。Design by BANinternational

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Konturブース

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会場には子供から大人まで様々な人が来場してくれました。

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展示模型

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ロシア前経済発展貿易相のゲルマン・グレフ氏とニコライ・ヒョードロフ大統領がプレゼンを聞きにきました。

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美女コンテストの様子。


2008年05月13日

春のcheboksary




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新緑が美しい季節になりましたね。事務所がある国立の大学通りも雨にうたれる木々達からむせ返るようなマイナスイオンが発生し、まるで植物園にいるかのように錯覚してしまいます。

少し前の話になりますが、4月にロシアのChuvash共和国の首都であるCheboksaryにまた行ってきました。
4月のロシアは冬の表情とはうってかわって、まさに春のめざめ、というような風景が出迎えてくれました。雪も全く無く、気温は20℃を超えるというロシアにおける4月の天候としては前代未聞の暖かさでした。スタッフも冬の装備で向かったものの、日本よりも暑いという異例の事態に驚きでした。
しかし最終日には3℃まで下がり、なんと雪まで降るという異例の異常気象が続きました。
これも地球温暖化の影響なのでしょうか。

長い冬の間暗い空と雪に閉じ込められていた分、ロシアの人々にとって春の陽気は格別です。
Cheboksaryの街も街中がウキウキとした空気に包まれていました。誰もいなかった湾の公園も冬の表情とは一転して、土日には家族連れで賑わい、メリーゴーランドや遊具が置かれ、仮設オープンカフェも設置されて春の陽気を楽しむ人々であふれていました。

その中にひとつ、日本では見ない光景が。出店の一つなのですが、なにかがおかしい。
屋根付きの小さな簡易テントの中にテレビとCDデッキがひとつ置かれ、それを中心に人々が10人程囲んで順番待ちしています。

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そう、これはロシア式「カラオケスタンド」。お金を店主に支払い、往来の場で自分のカラオケを披露するという、日本人にはちょっと恥ずかしくて尻込みしそうな形式です。
ここで集まっている人々は仲間なのかと思いきや、単に順番待ちしているようです。盛り上がるでもなく、見ず知らずの人前で淡々と自分の選曲した歌を歌っている光景はなんとも興味深いものでした。
ロシアの人々はとてもシャイな部分があり、日本人と気質がとても似ていると思っていましたが、まだまだ奥が深いですね。

今回の宿泊先はヴォルガ川のほとりにある保養施設のようなホテル。白樺の森とヴォルガの雄大な流れが美しい風景が窓から見えるホテルでした。ロシアでは春や夏の時期、休日になると森にピクニックに出かける慣習があり、今回の滞在でもちらほらと森の中にイスやテーブルを持ち込んでピクニックをしている姿を見かけました。改めてロシアの人々の森や自然との共生する精神を感じます。
その慣習にならって私たちもホテルの近くの白樺の森へ散歩にでかけました。まだ芽吹きには少し早かったようですが、日本には無いような幹の太い白樺の木の群生は素晴らしかったです。

これから待ちに待った夏の季節を向かえるロシア。また違う表情を見せてくれるのを心待ちにしています。

余談ですが、このCheboksary(チェボクサリ)、普段では全く耳にしない地名ですが、5月10,11日にこのCheboksaryで競歩の世界大会が行われたそうで、日本のニュースでも頻繁にこの地名を見かけました。

World Race Walking Cup2008 公式HP