2004年04月06日

古民家


吉川町源地区の民家は、各々の農地に建てられているので家屋は分散しており、独立性の高い配置となっている。平入りに入口屋根を付けたL字型平面計を持つ茅葺屋根が主流だ。 戦後茅葺職人の不在から寄棟屋根の上から鉄板をかぶせ、屋切り(妻部分)が雪割れの役目を果たしている。この鉄板が個々の家において様々な配色が行われ、雪景色の中に赤や青などの色が回りとのコントラストを強めており、地域独特の美意識を感じる。そして軒の下には、屋根に積もった雪が落ちて溶けるように池が配され、雪国ならではの庭風景となっているのも興味深い。
photo : Yuichiro Tanaka

2004年03月24日

一日レストラン

↑写真をクリックするとスライドします。
新潟県吉川町源地区、K邸。3月21日、地元による運営で、手作り一日レストランが地元の築数百年の歴史ある古民家を使って開催された。レストランのテーマは”じょんのびしてくんなさいや”。 方言で”リラックスして下さい”の意。  食材はすべて地元産を使い、地区の女性たちが調理・盛り付けを担当した、旬の山菜が中心の家庭料理や、つきたての餅、手作りの竹コップや皿が、古民家のダイナミックな空間によく映える。そして何より印象的だったのが、地区の皆さんが一つの目標に向かって、活き活きと楽しんでいたこと。楽しく笑顔のある町には、人は自然と吸い寄せられるものだと感じた。

2004年03月20日

雪景色

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新潟県吉川町の雪景色はやはり街の魅力の一つだ。積雪量の多いこの地域は除雪車無しに生活することは難しいが、除雪されない山の風景はやはり美しい。白く積もった雪は地面を覆い隠し、水面のみをトリミングしていて空と一体化しているようだ。雪の積もっている風景を改めて見直すことも雪の多い地域ではまちづくりキーワードの一つかもしれない。

photo : Yuichiro Tanaka

2003年08月29日

尾神岳のパラグライダー

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新潟県吉川町の尾神岳の頂上に登るとパラグライダー乗り場がある。
ここから眺める吉川町の風景は美しい。日本全国から愛好家がやってくるパラグライダーのシーズンは4月中旬から11月中旬。シーズン中は各種大会も開催されている。3日ほど集中して練習すれば飛び方の基本は学べるという。スポーツとして楽しむだけでなく、街全体を上空から眺めることで、その街の全体像を把握することも楽しいし、街づくりの発想が広がるかもしれない。

2003年08月27日

尾神岳より眺める棚田の風景

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新潟県吉川町には源地区という地域がある。
ここには少し変わった要素が街の特徴をかたちづくっている。
まず写真にあるパラグライダー乗り場、曲線が美しい棚田、100年から200年近く建ち並ぶ古民家、そしてここは山菜の宝庫だ。
やはりこの地域も過疎化にともなう少子高齢化がすすみ、となりの町と合併するという話しがある。
この源地域の特徴を壊さず、地域として残し、再生させていくにはどうしたら良いか。
交通の便がいいとは言えず、決して賑やかともいえないこの街がこうして今も息づいている背景として、自然豊かなすばらしい景色と特色ある街の要素を愛する人々が街の人間以外にも多くいるのだ。
まずはその町の特徴ある要素をここでクローズアップし、具体的な取り組み等を紹介していきたい。

吉川町:http://www.town.yoshikawa.niigata.jp/