2011年06月08日

ケニアの話1

3月11日から、3ヶ月がたとうとしています。
東日本大地震によって被害に遭われた多くの方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

大震災以降、日本全体で、これまで隠れてきた(触れないようにしてきた?)数々の問題が浮上しています。窓の外の景色が以前と変わりなく見えるなか、見えないものへの不安や、なんとかしなくてはという思いが増えているように感じます。自分たちにできること、挑戦してゆくべきことを模索し、一日一日を大切に暮らしてゆきたいと思っています。

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昨年の夏ころから本年5月中の間、当事務所ではケニアのプロジェクトに取り組んできました。
今回はケニア共和国の山と湖について簡単にご紹介します。

ケニアはアフリカ大陸の東海岸に位置する国。インド洋に面し、南はタンザニア、西はウガンダ、北はエチオピア・スーダン、東はソマリアと隣接しています。
アフリカ大陸最高峰として知られるキリマンジャロ山はタンザニアの山ですが、ケニアはその北側に面しています。ケニアにはアフリカ大陸で2番目に高い山、ケニア山があります。赤道直下に位置していますが、山頂は万年雪を抱いており、神様”ンガイ”が黄金の玉座に座っていると信じられている神聖な山です。
下の写真は国土のほぼ中央に位置するイシオロ付近の山々で、KPSING GAPという谷を作っています。乾燥している大地も雨期に入ると川が現れ、川沿いは緑でいっぱいになるそうです。聞くところによると、この谷の周辺では、いまも民族同士の対決が行われているそうです・・・ 


また、ケニア国土は中央部南北に大地溝帯が走っており、その中には7つの湖があります。淡水湖やゾーダ性の湖など様々あり、火山地域にある水温の高い湖付近にはフラミンゴの群れが集まるそうです。日本ではおサルが温泉につかる光景がみられますが、ケニアではフラミンゴが身を寄せ合い片足だけ温泉につかっているのでしょうか。

国土の北には、アルカリ性の湖として世界最大のトゥルカナ湖(旧ルドルフ湖)があります。(下写真)

湖内にある2つの火山島と陸の一区域は国立公園となっており、トゥルカナ湖国立公園群として世界遺産に認定されています。トゥルカナ湖周辺には人類祖先の化石産地があり、トゥルカナ・ボーイと名付けられた170万年前の少年の骨格が発見されています。夏は暑く乾燥しており、ここで暮らす人々は毎日水を求めて何キロも歩くそうです。彼らは葦で作ったドーム型の家に住み、ラクダやヤギといった家畜を飼育し、何年かごとに移動するという遊牧生活をおくっているそうです。

私はまだケニアに行ったことはないのですが、ケニアについて調べすすめる間、生きる力の強さに圧倒されっぱなしでした。これまで出会ってこなかった風景に始めはとまどいましたが、発見し驚き思考を重ねるうちに、どんなことも私の血となり肉となるのだ、と生命のパワーに勇気づけられるようになりました。

つづく

(tasugi)

投稿者 mana : 17:05 | コメント (0)